証拠金維持率とは、取引証拠金に対する有効証拠金額の比率を表すものです。
証拠金維持率が一定の水準を下回ると、追証が発生したり、ロスカットが執行されます。
そのため、証拠金維持率をご確認いただくことで、上記のリスク管理を行っていただけます。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率は以下の計算方法で求められます。
証拠金維持率(%)=有効証拠金額(資産合計+評価損益金-出金依頼金額)÷取引証拠金×100
※上記の値は取引画面の「口座状況照会」にてお客さまご自身でご確認いただけます。
証拠金維持率の低下について
証拠金維持率は、評価損の膨らみや取引証拠金の変動等により低下します。
参考例として、評価損が膨らんだ場合の証拠金維持率の低下についてご案内いたします。
例)
・レバレッジ25倍コース
・資産:50,000円
・米ドル/円のポジションを1万通貨(取引証拠金40,000円)保有
・出金依頼金額:0円
上記口座にて、評価損益金が-10,000円の場合、
(資産50,000円-評価損10,000円)÷取引証拠金40,000円×100=証拠金維持率100%となります。
評価損益金が-30,000円となった場合、
(資産50,000円-評価損30,000円)÷取引証拠金40,000円×100=証拠金維持率50%となります。
※「取引証拠金」はレバレッジコースごとに異なり、また、日々変動いたします。
※「評価損益金」とは、ある時点のレートで未決済のポジションを評価して、いくらの含み益、もしくは含み損が出ているかを表した金額です。
証拠金維持率を高めるには
追加入金により資産を増加させる、またはポジションの一部決済により取引証拠金を減少させることで、証拠金維持率は高くなります。
※「ポジション」とは、現在保有している未決済の通貨を指し、「建玉」ともいいます。